【購入前に要確認】「Suit ya」のオーダースーツ 2つのデメリット

タイトル スーツ

私はスーツを購入するとき、注文から完成までネットで全部完結する「Suit ya」というサイトでオーダースーツを注文しています。

この「Suit ya」は、約3万円で高級生地を使ったオーダースーツを制作することができるのでとても人気があるサイトです。

ネットでオーダースーツと聞くと

  「サイズとかどうするの?」

など疑問に思う方も多いと思いますが、それらの不安や疑問については、

を見ていただけたら解消できるので良ければ見て行ってください。

とはいえ、ネットでスーツを注文する以上、サイズは自分で採寸する必要があり、不安感は完全にはぬぐえないと思います。

そこで、「Suit ya」では、「ジャストサイズ保証」というサービスを用意しており、

初回注文の1着目1回に限りサイズを直すことができるため、注文後、実際のスーツのサイズが合わなければ、リメイクショップで修正可能です。

こう聞くと

  「え、初回の注文ノーリスクで注文できるなら安心!」

と思う方が多いと思います。

私も、そう思ってオーダースーツを「Suit ya」で注文しました。

しかし、想定外の思わぬデメリットがあり、がっかりした経験をしたので、ネットでオーダースーツを作ろうと思っている方は、これから説明するデメリットをしっかり確認した上で、注文した方が良いと思います。

「Suit ya」でオーダースーツを作るデメリット

最初に結論から言うと、ずばりデメリットは、

 1 目玉の「自己オート採寸」が1人での採寸に不向き

 2 ジャストサイズ保証が使いづらい

2つが挙げられます。

どちらも、「Suit ya」のサイトに詳しく記載されているのですが、デメリットなどは目の当たりにするまでスルーする場合が多いと思います。

私の場合、2の「ジャストサイズ保証」の使いにくさは完全に想定外でした。

そのため、余計な手間がかかってしまう羽目になったので、まず順を追って解説していきます。

3種類の採寸方法について

採寸

「Suit ya」における採寸方法は

  1.  自己オート採寸(1番難しい)
  2.  採寸代行
  3.  既製サイズから選択

の3パターンが用意されているので、それぞれの採寸方法について順を追って説明していきます。

自己オート採寸(1人での採寸が難しいというデメリット有り)

3つの採寸方法で1番問題なのがこの採寸方法であり、1人で採寸することが難しい採寸方法です。

「Suit ya」のサイトによると、自己オート採寸は、

希望のスタイルと身長と体重を入力することで、あなたの体サイズの指針を示します。その指針を参考に、自己採寸をして、サイズを登録することができます。

Suit ya 採寸マニュアル

と紹介されているとおり、すべてのサイズを自分で計測する必要があります。

具体的に体のどこを計測するかというと、

ジャケット用では「首回り」「着丈」「肩幅」「袖丈」「手首」「二の腕」「チェスト」「胴回り」の8か所

パンツ用では「パンツウェスト」「ヒップ」「太もも」「股上」「パンツ丈」の5か所です。

採寸の方法などは、動画等で紹介されており、かなりわかりやすいと思いますが、

計測シーン

ぶっちゃけ、一人で計測するのは相当しんどいと思います。

特に、着丈肩幅

下の画像を見てください、

採寸風景

え、一人できちんと計測できる?これ…

二人いないと無理ですやん…

無理やり一人で計測しても「大まかな数値」になりそうで怖いですよね。

自己オート採寸のデメリットは先ほど述べたとおり、

「一人での計測が非常に難しい」

ことです。

可能であれば友達家族に手伝ってもらった方が無難でしょう。

一人でメジャーをもって背中に手をまわしているあなた!

無理をしないで近くの人に「ごめんちょっと手伝って!」と助けを求めましょう

とはいえ、「そんなこと言ったって一人暮らしだから、助けを得られない」という方もいると思います。

コロナ禍で友達も呼べないし、家族も遠方だし、頼れる人なんて全然いないよ!

という方も多いのではないでしょうか。

でも、よく考えてください。

一人で計測して、曖昧なサイズでオーダースーツを作ったところで、確実にあなたが満足するようなサイズ感のスーツができるのでしょうか?

サイズが命のスーツでわざわざそんな冒険をする必要があるのでしょうか?

二人で計測できない場合は、無難に

2 採寸代行 

3 既製サイズ

での採寸方法をお勧めします。

採寸代行

2つ目の採寸方法の「採寸代行」は文字通り、自分で採寸する必要がなく「Suit ya」で採寸を代行してくれるサービスです。

採寸を代行してくれるといっても、自宅に来て採寸してくれるわけではありません。

あくまでも、お気に入りのサイズが合うスーツを郵送して、そのサイズを計測した上で、オーダースーツを作るというサービスになっています。

もちろん、自分のスーツの発送代は自己負担になるのでご注意ください。

さらに、自分のスーツを発送し、採寸してもらう分オーダースーツの仕上がりが遅れる可能性もあるという点がデメリットになります。

ただ、発送した自分のスーツで変更したい個所「着丈ー2センチ」などには対応できるので、自己オート採寸に不安がある方は、この採寸方法が確実でしょう。

既製サイズから選択

3つ目の採寸方法の「既製サイズから選択」は、通常店舗で売っている既製品のスーツのサイズ表からサイズを選択できるサービスです。

サイズ表

 この採寸方法では、上の画像のように既製品のサイズが一表になっているので、自分が普段着ているスーツのサイズを確認した上で、

「YA3だと着丈だけ少し長いからー2センチにしよう」

など、部分的に修正が可能です。

注意点としては、メーカーごとにサイズが微妙に異なる場合があるので、「YA3」というサイズでもAというメーカーとBというメーカーのパラメーターが一緒とは限らないので、確実なサイズは自分が普段使用しているメーカーに問い合わせた方が無難でしょう。

条件が多く使いづらい「ジャストサイズ保証」

自己オート採寸がデメリットの1つとすれば、もう1つのデメリットは「ジャストサイズ保証」です。

「Suit ya」では、基本的にお客が自己採寸することを前提としているため、

「ジャストサイズ保証」

という制度を導入しており、初回の着目1回に限り、リメイクショップでのお直し金額を保証するというサービスを行っています。

こうすることで、

「万が一サイズが違ってもお直し料金は保証されるから安心!」

という安心感を植え付けたいのでしょうが、このジャストサイズ保証についても注意すべき点があるのです。

実際に、私が「Suit ya」で初めてオーダースーツを作成した際に、スラックスのサイズを誤入力してしまったことがあります。

その際、当然サイズ違いのスラックスが届いたのですが、

「ジャストサイズ保証があるから、すぐにお直ししてもらおう!」

と思い、近くのお店でお直ししてもらったのですが、結果的に私にとっては無駄な保証内容となってしまいました。

同じような肩透かし感をこれ以上味わってほしくないので解説します。

保証利用期間が短い

まず、商品がの到着後はすぐにサイズの確認をしましょう。

私の場合は、サイズ誤入力により、ズボンがだぼだぼだったのですぐに気づきましたが、サイズの違いがわかりずらい個所もあると思いますので、自分のサイズとぴったり合っているか、変にしわが寄っていないか念入りに調べましょう。

なぜなら、ジャストサイズ保証が使えるのは商品の到着から30日以内となっています。

そのため、後日サイズ違いに気づいたとしても手遅れになる可能性が高いので、最初のうちにしっかりと調べておいた方が良いです。

返金上限額がある

さあ、不幸にもサイズが異なっていたとしましょう。

リメイクショップでお直しを依頼することになりますが、気を付けなければならないのは、リメイクの値段です。

保証には上限金額があり、5000円(スーツ、ジャケット、コート)、3000円(ベスト、パンツ)、2000円(シャツ)となっています。

その上限額を超えないように気を付けましょう。

領収書が必須(記載事項要確認)

次に気を付けなければならないのは、領収書の記載事項です。

記載必須事項について

1.領収書発行者の詳細(氏名、名称、電話番号、住所)

2.代金を領収した日付

3.内容(①どこの箇所を補正したか ②補正方法 ③補正したそれぞれの枚数)*「品代」などの記載は対応外となりますのでご注意下さい。

4.金額

5.代金を支払った者の氏名、名称

Suit ya ジャストサイズ保証

の5項目が必要となります。

特に、「3.内容」については、具体的に記載されていなければならないので注意してください。

私がリメイクショップに持ち込んだ時は、店員さんが内容を

  「お直し代」

としか書いていなかったので、その場で書き直させました。

返金保証がクーポン(しかも期限付き)

ジャストサイズ保証で最も残念だったのが、この返金がクーポンだったところです。

確かにサイトにはクーポンって記載はされていましたが、しかもクーポンが使いづらい!

有効期限90日間しかないです。

クーポン使わせるために「わざわざもう一度購入してね!」と言わんばかり…

私はスーツなどは年一回買うかどうかなので、あっさりと有効期限を切れてしまい、結局「ジャストサイズ保証」の恩恵は皆無でした。

もし、「ジャストサイズ保証」に安心感をもって、スーツなどを注文しようとしている方がいるかもしれませんが、制度のデメリットを理解した上で購入することをおすすめします。

まとめ

今回、採寸ジャストサイズ保証のデメリットについて書きましたが、「Suit ya」のネットで完結するオーダースーツはコスパが最強なことには変わりはありません

自分の場合は上記のデメリットを読み飛ばして注文してしまったため、実際にジャストサイズ保証がクーポンだった時のがっかり感がかなりありました。

そのため、ネットでの注文を検討している方は、上記の注意点をしっかり理解した上で、ご注文ください。

比較的安い値段と上質な生地でスーツができるのでおすすめです。

注文は↓のリンクから

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